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J-10(殲撃十型、Jian-10、-10)は中華人民共和国の航空機メーカー、成都飛機工業公司によって設計され、生産が行われている戦闘機。西側諸国ではヴィゴラス・ドラゴン(Vigorous Dragon:猛龍)と呼ばれる。NATOコードネームは「ファイヤーバード」(Firebird)。 高価な主力戦闘機 (J-11) とともに配備され機数を確保する混合運用(ハイ・ロー・ミックス)のための軽戦闘機として開発・配備された。 == 開発の経緯 == === 独自開発の停滞 === 中国人民解放軍空軍では、長らくMiG-21のライセンス生産用にソビエト連邦から譲られた見本用の部品と生産キットを元に製造されたJ-7を運用してきた。後継機の調達に当たり、中ソ対立により独自開発を余儀なくされたが、J-7を基にしたJ-8Iは登場時点から旧式となり、改良型のJ-8IIもアビオニクスの能力不足から他国の第4世代戦闘機と比べると劣っていた。 より本格的な後継機としてJ-9、J-10、J-11、J-12、J-13といった一連の開発も行なわれていたが、新世代の戦闘機として実用化するにはフライ・バイ・ワイヤ操縦装置や運動性向上技術(CCV)といった最新の技術が不可欠であるため自国のみの技術力では実現不可能とされ、機体が試作されることはなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「J-10 (航空機)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chengdu J-10 」があります。 スポンサード リンク
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